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Google Chromeでhttpサイトに警告を表示!

Googleは、2014年に検索結果でhttpsのサイトを優遇するロジックを実装しましたが、2017年1月提供予定の「Chrome 56」で、一部のHTTPサイト(※)を閲覧した際、アドレスバーに「Not secure」と表示することを発表しました。
※パスワードやクレジットカード情報の入力フォームがあるウェブサイトでhttpが使われている場合。

ただ今後は、すべてのhttp接続のウェブサイトを閲覧した場合に、警告のアイコンと赤い文字の「Not secure」をアドレスバーのURLの前に表示するということで、いずれ日本でもこの流れになっていくことが予想されます。

因みに、日本国内のwebブラウザのシェアは、ChromeとIEで約7割のシェアをとっていて、最近ではChromeがIEを少し上回って第1位になっているようです。
(世界では、Chromeがダントツで約55%のシェアとなっているそうです。)

ホームページのhttps化(SSL/暗号化通信)は必要か?

では、ホームページのhttps化(独自SSLの導入)は必要かということですが、これに関しては、できるならばhttps化をするに越したことはないと思っています。
Googleの検索結果表示に影響するページランク基準にも加えられており、少なからず近い将来、常時SSLにしなければならない日はやってくるように感じます。(あくまでも個人的見解ですが。)
ヤフーも、2017年3月までに全サービスをhttps化することを発表しています。

しかし、ホームページのhttps化と言っても、既存のホームページの場合は、簡単にできるわけではなく、https化により利用できなくなるサービスが発生してしまったり、https化に伴う改修や独自SSLの導入にもコストがかかることなので現実的には難しいといったこともあるかと思います。

ただ、独自SSLの導入に関しては、最近では、レンタルサーバー側でも対応が進み、無料SSLサービスが開始されていたりしますので、以前に比べ、独自SSLの導入はしやすい環境になりつつあります。

そういった意味でも、少なくとも新規にサイトを作成する際には、初めからhttps化しておく方が良いかと思っています。

このあたりは、現状のホームページの状況を踏まえ、実際にhttps化を依頼される制作会社にご相談されると良いかと思います。
あくまでも個人的見解にはなりますが、ご参考にしていただければと思います。

スタンダードラボでは、ホームページのhttps化のご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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